春日市マンション:相続「相続人がアメリカ在住・・・。」

春日市マンション:相続「相続人がアメリカ在住・・・。」

 

春日市の築10年の4LDKのマンションを相続されたM様・Y様

 

お母さんが亡くなり、相続が発生したあるご家族の相続のお話です。

 

お母さんが無くなる10年ほど前にお父さんが亡くなり、ご兄妹がお二人で相続

 

することになったというお話でした。

 

お兄さんのお話では、相続人はお兄さんと妹さんの2名。

 

しかし、妹さんはアメリカ人とご結婚され、アメリカ在住。

 

相続手続きには、必ず印鑑証明書と住民票が必要になるのだが、アメリカ在住

 

の際はどうするかというと、アメリカで代わりになる書類が必要になります。

 

印鑑証明書の代わりに取得するのが、署名証明書、住民票の代わりに取得する

 

のが、在留証明書といわれる書類です。

 

署名証明書の発行方法は2種類あります。


①海外居住者(申請者)が領事の面前で署名した私文書と領事が発行した証明

 

書を合綴し、割印する方法

②海外居住者(申請者)の署名を単独で証明する方法

遺産分割協議書の署名証明書については、通常①で実施するので、事前に遺産

 

分割協議書が出来上がっていなければなりません。


また、署名証明書を受けるには、以下が必要となります。

日本国籍を有している。


・申請する本人が必ず出向いて申請する。
(領事の面前で署名及び拇印を行わなければならない)
 ※代理申請や郵送申請は不可


・日本国籍を有していることが確認できる書類(パスポート等)や領事の前で

 署名するための遺産分割協議書を持参する。


・現地通貨で発行手数料を支払う。

 

在留証明書を受けるには、以下が必要となります。

日本国籍を有している。

 

現地で既に3か月以上滞在し住所が公文書などで明らかになっている。

 

発行手数料を現地通貨で支払う。

 

<各種証明書の申請方法・手数料・必要書類など詳細については、証明を受けようとする在外公館に直接お問合わせください。>

 

相続人の方がどこに在住なのかは、こういった書類を集める際や、ご連絡を取る際、相続人の方達で相談や協議する際に少し時間がかかる点が注意点になります。

 

妹さんが、スカイプなどTV電話やemailでコミュニケーションを密にとってもらえたので、スムーズに相続手続きが進み、不動産売却の手続きも円滑に進んだ例でした。

 

内訳:(春日市のマンション 築10年 4LDK)

 

新築時購入金額:3,490万円
購入時諸経費 :約100万円
購入必要資金計:3,590万円
頭金:790万円
ローン2,800万円(団体信用生命保険でローン支払い完済)

売却時査定額:2,700万円 リフォーム後売却開始価格2,798万円→売買金額2,798万円
ローン残債:0万円(30年変動金利:1.325% 完済済み)
売却諸経費:ハウスクリーニング代:7万円(税込)

      仲介手数料 2,798万円×3%+6万円×消費税8%=971,352円
      印紙代   1万円
      抵当権抹消費用(一括繰上げ返済費用含む)なし
      売却諸経費計:1,051,352円
手残り:2,798万円-1,051,352円=26,928,648円

税金:税理士と他の財産等含め、相続税など相談されたため、不明。

その他、火災保険解約の解約戻し金(数万円)あり、保証料返戻金はなし。